9月16日(火)第4回目となる十日市きんさい倶楽部を開催しました。
9月1日は「防災の日」ですので,十日市きんさい倶楽部でも
防災について考える機会をと考え,9月のテーマは「防災」としました。
講師を務めて下さったのは,広島県自主防災アドバイザーとしても活躍され,
十日市3区の防災士もされている,田原岳治さんです。

田原さんは,本業(理学療法士)に加え,十日市小学校のPTA会長や,民生委員児童委員としても活躍されています。
参加者の皆さんの中にもよく知ったお顔もあったようで,会は終始和やかな雰囲気で開催されました。
まずはじめに,田原さんより避難のタイミングや場所について話がありました。
避難指示についての説明の中で,レベル3とレベル4の違いをお話し下さいました。
レベル3の時点では持病がある方や自力の移動が困難な方が避難するレベルという話の中で,
この場合の自力の移動というのが300mを5分以内で歩けるかどうか,
という具体的な目安を踏まえてお話し下さいました。

その他にも,十日市から避難する場合の適切な場所などを紹介して下さったので,
大雨などで災害が発生した際の具体的なイメージを持つことができました。
また,昭和47年の洪水の際の資料をもとにお話しをして下さり,
参加者の皆さんの半数近くが実際に洪水を経験されていたので,
当時の写真などを見ながら懐かしみつつ,現在に災害が起きた場合は,
どこに逃げる必要があるのかを改めて確認できる機会となりました。
最後に田原さんより,防災は,近年希薄になっているコミュニティを
改めてつなぎ直すきっかけになるとお話し下さいました。
皆さんもご家族やご友人,近所の方と災害時にどうやって避難するかなど
具体的に話す機会を持っていただければと思います。

さて,次回の十日市きんさい俱楽部は
11月18日(火)14時~
「ウン知育教室」講師:(株)ヤクルト山陽/三次市健康推進課となっております。
(※10月は行事等によりお休みです)
皆さまのご参加お待ちしております!