10月8日(火),5回目となる十日市きんさい俱楽部を開催しました。
今回は2本立ての開催としました。
初めの講座は三次市教育委員会社会教育課の藤川さんによる
「次世代に伝えよう貴重な文化財」でした。
藤川さんは,出前講座で講師を務めるのが初めてだと,緊張された面持ちでしたが,
日本の歴史を振り返りながら,その頃の三次市はどうだったかを比較して紹介されていて,
大変分かりやすく,参加された皆さんは聞き入っておられました。
講演の中でも,特に詳しくお話しいただいたのが,
これまで三次市教育委員会が8回にわたり調査してきた,「寺町廃寺跡」についての
実際の発掘調査の様子や,はるか昔に,三次市に立派なお寺が存在していたと
思われるというお話しを,寺のイメージ画像と併せてご紹介下さいました。
藤川さん自身も三次市のご出身で,次世代に三次という土地は貴重な文化財が沢山ある
素晴らしい土地だと伝えていきたいとお話しされ,会場からも盛大な拍手がわき起こりました。
続いてお話しいただいたのは,三次市環境政策課の山口さん、石橋さんによる
「動物愛護と適正飼養について」をテーマに,野良猫に無責任なエサやりを控える呼びかけや,
地域猫の活動についての情報提供をしていただきました。
参加者の方の中には,実際に近所で無責任にエサやりしている人がいるといった声や,
勝手に家の敷地内に入ってきて,庭をトイレにされているといったお困りの声も上がりました。
今回,十日市きんさい倶楽部でこのテーマを取り上げたのも,実際に十日市自治連合会の方に,
地域住民の方からお困りの声が寄せられたことがきっかけでした。
環境政策課としては,殺処分はゼロ,なおかつ地域住民が協力しながら,
適正に管理された環境を作ることを目指しているとお話しされていました。
次回の十日市きんさい倶楽部は
12月10日(火)13時半~
「~子どもからおとなまで、今日からできるエコ生活~」です。
※11月は十日市ふれあい祭や他行事があるため、お休みです。
どうぞお楽しみに!