1月18日(土),三次市民ホールきりりにおいて,三次市住民自治組織連合会・みよし教育フェスタ実行委員会主催,「地域×教育交流フェスタ~みよし未来KOUSATEN~」が開催され,小中学生や高校生などの子どもから,多様な職種や幅広い世代の大人,約400名が会場に集いました。十日市自治連合会も「これからの地域づくり」「三次の学び」をキーワードに,未来に向けて地域と学校は一緒に何ができるかを考えるために参加しました。




開会式を終え,豊田教育次長による分かりやすく,ユーモアに溢れたセットアップトークが行われた後,近い座席に偶然座った者で4人グループをつくり,様々なブースが設けられた施設内の各会場へそれぞれの「旅」に出ました。




市内の小中学生が動画やポスターを用いて三次をPRする「発信力向上プロジェクト」ブースや,三次の未来や環境づくり,SDGsに関心のある中高生(みよし未来環境会議2024 サステナアンバサダー)による地域と連携した取り組みの発表ブース,各中学校区の学校長などによるコミュニティ・スクールについてのポスターセッション,iPadを用いた授業の疑似体験など,会場全体が学びの空間につつまれ,多くの参加者が熱心にメモを取りながら,発表に耳を傾け,積極的に質問などをされる姿が見られました。






また,市内19の住民自治組織の各活動を紹介するポスターセッションブースも設けられました。
19住自連を代表し,道原会長が十日市自治連合会の取り組みの一つとして,今年度開催した「夏休み子ども教室(全4教室)」をテーマに発表を行いました。


夏休み子ども教室を企画した目的,各教室の内容や学びのねらい,地域と子ども,保護者世代との結びつきのきっかけづくりのほか,実際の運営や,事務局での工夫などについて,参加者の興味を引き出せるよう,楽しく,笑いも交えながら発表し,夏休み子ども教室以外に今年度実施した行事や講座などの紹介も行いました。
発表後,各住自連ブースでは,それぞれ一押しの活動をまとめたポスターに近寄り,じっと見つめて各担当者と対話をする地域住民や教育関係者,同じ住民自治組織に関わる者同士で地域づくりの参考にされるなど,多彩な交流の輪が広がっていました。


スケジュールの後半は,地域づくりセッションとして,布野まちづくり連合会の講演,一般社団法人 持続可能な地域社会総合研究所 藤山 浩 所長による講演が行われました。




その後,各ブースで得た発見や学びを4人グループに持ち帰り,対話をする中で感じたことを踏まえ,「自分自身でやってみたいこと」を各自,付箋に書き出し,まとめとしました。
子どもと大人,人と地域,地域と未来…など,様々な交流により,これからの可能性を新たに生み出すきっかけを多くの参加者と共有することができた交流会でした。
今回の学びをどのように活かし,実践していけるかを十日市自治連合会の中でも共有し合い「これからの地域づくり」を考えていきます。