今年の十日市ふれあい祭は、「楽しみながら学び、体験し、防災について考えてみよう!」をテーマに開催しました。
今年も全国各地で大きな地震や豪雨災害が頻発しています。十日市自治連合会でも防災に対して危機意識を持ち、自主防災組織の見直しや住民のみなさまへの啓発活動に力を入れております。その一環として、今回のイベントを開催しました。
メインゲストとして、テレビ等でおなじみの勝丸恭子さんを講師にお招きし防災講演会を開催しました。
お天気キャスターとしての裏話やお天気クイズを交え,天気予報から危険を読み取るコツや,防災には準備が大切なことを教えていただきました。途中,火災報知器が誤作動して警報音が鳴るハプニングがありましたが,落ち着いて対応されている姿は「さすが」の一言でした。



館内では、三次消防署の協力を得て『AED体験』ができるコーナーを設けました。予想以上に多くのみなさんが体験され、いざと言う時の備えに対する意識の高さを感じました。煙体験では視界の悪い中での避難の難しさに戸惑う姿が見られました。




また、無印良品による非常食(カレー)の試食コーナーが大人気!我慢をする非常食ではなく,日常に近い非常食を準備することでストレスの少ない非常時への備えができることに興味を持たれていました。
三次防災のブースでは非常トイレやテント等の紹介をされ,避難生活の際に心配な生活空間の確保に役立つ備品類の提案をされており,たくさんの方が興味深く見入っておられました。



十日市自主防災連合会ブースは,十日市地区の危険箇所がわかるジオラマを展示しました。立体的に造形された地図で危険箇所を把握できるため,熱心に見ておられる方が多くいらっしゃいました。
ホールには,懐かしのメロディーが溢れるライブ演奏や美しい歌声で,心癒される優しい時間が流れ,老若男女問わず楽しまれている様子が伺えました。










館外は,十日市コミュニティセンター初登場のキッチンカーが出店!テントブースにも長蛇の列ができ,美味しい県北のグルメに笑顔が溢れていました。






空模様を心配していましたが,午前中は暖かな日射しに恵まれ,晩秋の一日をゆっくりと楽しんでいただけました。



防災を身近に感じ、ご家庭でも防災が話題になり、準備をされるきっかけづくりになったのではないでしょうか。 これからも、防災について一緒に考えていきましょう!
最後になりましたが「十日市ふれあい祭 with 県北ライブ&カフェフェス 2024」開催にあたり,ご協力いただきました,(株)ウェザーマップ様・(有)三次防災様・(株)良品計画様・三次消防署様・県北ライブ&カフェフェス実行委員会様に感謝申し上げます。
