8月6日(火),第3回となる十日市きんさい倶楽部を開催しました。
今回のテーマは「平和学習」でしたので,会員の方以外にも参加いただけるように公開講座としました。
会員53名,当日参加者が学生を含めた18名の計71名の方が参加されました。
今回の講師は,被爆体験伝承者の高田 直久さんです。
高田さんは伝承者として10年以上活躍されており,広島平和記念資料館や県外などでも講話をされています。
複数の写真と一緒に,日本が戦争をしていた歴史や,原爆が投下されるに至った経緯など語られた後に,
高田さんが伝承を受けたお二人の方の8月6日の出来事や,高田さんのお兄様の体験を教えていただきました。
お話のどれもが,普段生活している中では決して聞くことのできないお話でした。
時折息を呑む声や,高田さんの訴えかけに深く頷きながら話を聞いている皆さんの姿が印象的でした。
講演終了後には,参加した学生から高田さんに質問や感想が寄せられました。
またこちらで高田さんからの回答と併せてご紹介したいと思います。
平和学習という普段とはまた違ったテーマでの開催となり,決して楽しい話ではなかったと思いますが,
8月6日という日に,この十日市で考える機会を持つことができたことは大きな意味があったと感じています。
暑い中,足を運んで下さった皆様,ありがとうございました。
さて,次回の十日市きんさい俱楽部,第4回は9月10日です。
防災をテーマに甲奴町防災士の西田井 恭子さんを講師にお迎えして,
非常用持ち出し袋の作り方を教えていただきます。
グループワークや,非常食の試食なども計画していただいております。お楽しみに!